ドラマチックSボーイ








――――――



時は少しさかのぼって3日前


仕事終わりの車内にて…



「なあ賢一。俺の野望って知ってる?」

「……はあ?!」


突然静からの発言に、危うく賢一はハンドルを切り間違えそうになる。




賢一は冷静を取り戻しながら

『なんですか?静くん。』

と丁寧に問うた。



すると静は口の端を上げて言った。





「好きな女を女優にすること。」








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