ドラマチックSボーイ
「そんなこと言われても、
そもそも私…っ!」
「やばっ!
はい、これ持ってカメラの前に立って!!」
「はっ?!ちょっと待って…」
胸元にポスターサイズのフリップを押し付けられ…
『さあ、そんな蓮見静くんの経歴はコチラです!』
ドンッ!!!
「きゃっ…!」
背中を勢いよく押されて前のめりになったと同時、
一瞬にして強い光に包まれた。
ま、眩しい…!!
眉間にシワを寄せながら片目を開けると、
目の前にとんでもない世界が広がっていた。