星の砂 **海と空の秘密**
「早速なんだけど、もうすぐ昼時だから、早速手伝ってくれるかな?分からないことは、俺の弟たちに聞いて!」
「弟たち?」
私は、サングラスを外した。
「あれ、会わなかった?まぁ、何かあったら言ってな!とりあえず、着替えてきて。水着持ってるよね?自由時間あるからさ。その上に、何か着る感じでもいいし。奥、使っていいから。」
「はい!」
私は、また人ごみに紛れながら、奥のシャワー室へ向かった。
個室になっていて、お湯のシャワーが出ることに感動した。
さっき冷たい水をかけられたせいで、体は冷たかった。
一瞬、私に水をかけた男の子の姿が頭に浮かんだが、すぐに消えた。
私は、長い髪をポニーテールにしてまとめ、水着の上にオレンジのパーカーと、薄めの色の短パンを履いた。
「よし!頑張るぞ!」