君に溺れる。
彼女の事なんて、名前すら知らない。
彼女だって、俺の名前すら知らないけど。

彼女はドアの向こうからこう言った。


『会いに行く』


俺は必死に頷き、返事をする。
彼女には見えてないけど、彼女なら分かってくれる。

また、僕との再会を信じてる。
< 7 / 8 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop