僕の好きな人は♂でした
(いやいや、そうじゃないだろ)



僕は寝ている子を起こさないようにそっと

来た道を引き返す



ちょうど、草がしげった道を通ろうとした

ときベンチの方から何かが落ちる音がした



彼女が起きたのだ



とっさに僕は草にももぐった



僕は彼女を見て動けなくなった
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