Angel Love〜愛は天使からの贈り物〜

◆壊れた天秤

そして私は画面を見もせず電話に出た。

「勝也〜?どぉしたの?瞳の声聞きたくなったのぉ?(^^)」

私はルンルンと話し掛ける。

「あぁ。」

…んっ?勝也の声じゃない…

耳から携帯を離し画面を見ると、そこには『和樹』と記されてた。

「かっ、和樹!?ゴメン!私…」

「仲良くやってるみたいだな…少し話あんだけど、今大丈夫か?」
< 106 / 211 >

この作品をシェア

pagetop