Angel Love〜愛は天使からの贈り物〜
「なっ、何言ってんのょ?」

慌てて後ろを振り向く私。後を向かないと、全部勝也に心を読まれてる気がして…苦しかった。

本当は好きなのに…好きで好きでたまらないのに…
でも、勝也を苦しませたくない…

目が涙でかすみ、やばいっと思った時…
目の前に白く小さな粒が現れた。

「…雪…?」

「初雪だな☆」

私の顔は次第に笑顔になっていた。

目線を感じ慌てて勝也の方を見る。
勝也はスゴク優しい顔をしていた。
< 124 / 211 >

この作品をシェア

pagetop