Angel Love〜愛は天使からの贈り物〜
「もぉイイよ!!!」

勝也が怒鳴る。
体が震えていた。

「勝也…」

「悪かったな。俺、お前があの男と付き合ってても、気持ちだけは俺にあると思ってた。だから、あとは俺がもっと守れる力をつけるだけだって…
でも、この前言われて気付いたんだ…俺、勝手にお前の気持ち決め付けてた。だから、すきに生きろょ☆今まで悪かったな。」

そう言って、勝也は歩き出した。

「待って!私の話聞いて!!」

すると勝也は振り返り、

「幸せになれよ。」

勝也は笑顔の中に悲しみを隠し、外へ出ていった。
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