Angel Love〜愛は天使からの贈り物〜
「あっ…」

…勝也の…彼女…

「ちょっと。あんた勝也に何か言ったでしょ!?勝也東京行ってから全然連絡取れないんだけどっ!!!」

私は彼女を睨んだ。

「…まだ言ってないよ…それに美容師は甘くない。連絡取れないくらい大変なんだよ。」

彼女は顔色を変えた。

「『まだ』!?あんた何勝手な事言ってんの!?勝手に元カレの所戻って、勝也傷付けて!それで、また勝也に手出す気!?」

「あなただって、一度は勝也を捨てた。遠恋になるからって別れを切り出したのはあなたでしょ。」
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