Angel Love〜愛は天使からの贈り物〜

◆涙に差し込む光

『瞳…瞳…』

夢の中で誰かが私の名前を呼ぶ。
目を擦りながら起きる私。辺りを見回すと…

「勝也!?」

死んだはずの勝也が立っていた。

「勝也…勝也ぁぁぁ(泣)」

『瞳…ゴメンな…俺、お前に逢えるの嬉しすぎて浮かれてて…だからこんなめに合っちまった。そのせいで瞳に寂しい想いさせちゃって…』

私は涙を流しながら首を横に振る。

「勝也…私も勝也と一緒に行きたい!!!お願い…一人にしないで…」
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