部活内恋愛‐部恋。‐
「聞いてないよーっ!!
でも仕事教えてくれる人いて
良かったぁ~…。」
良かった――…。
他にもマネさんいたんだ。
一気に緊張が
解けていったのが分かった。
『愛奈ちゃんっ!
早く上がってきなよ♪
もうすぐアップが
始まっちゃうから!』
先輩たちは手招きをして
呼んでくれた。
「めっちゃ頼もしい
マネさんだから、
いっぱい仕事
教えてもらいなっ♪
俺は先に部活行くから!」
健ちゃんは着替えるため、
急いで部室へ
駆け込んで行った。
私は2階に駆け上がって、
マネの部室の扉にノックした。