部活内恋愛‐部恋。‐


そして放課後。



グラウンドに行くと
既に北山くんは
自主練を始めていた。


コーンを並べて
ジグザグに進んで
思い切りゴールを決める。



そんな北山くんを
遠くからボヤーっと
見ていた。



やっぱ好きなのかなぁー。
やっぱ違うのかなぁー。




『なーがーかーわ!』

私の存在に気付いたのか
北山くんがこっちに向かって
叫んでいた。



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