部活内恋愛‐部恋。‐
『張り切ってるねー!
どうせ今日は
現像仕上がる時間まで
待つんだろ?
良かったら俺も一緒に
暇つぶすで?』
「ほんとっ?
何をして待ってようか
考えてたから
すごい助かるっ!」
私は健ちゃんと一緒に
写真屋さんに
カメラを出しに行って、
出来上がるまで
カフェで過ごすことにした。
――――…
「気付けばこうやって
健ちゃんと遊ぶの
初めてだよねっ♪
なーんか健ちゃんは
新しい友達って気が
しないんだよねー。」
私はミルクティを片手に
健ちゃんに言った。
『そうかー?
けど、確かに俺ら
仲良くなるまで時間
かからなかったよな。』
健ちゃんは
カフェモカを飲みながら
そう言った。
「でしょー?」
私は微笑む。