my sweet love 〜extra〜
扉の開く音で目が覚めた
ゆっくりと近づいてきた足音は
わたしの目が覚めてるのに気づいて
「起こしちゃってごめんね
大丈夫?」
「りゅう…大丈夫」
「さっきまで智居たんだけど
呼び出しで…終わり次第帰ってくるって」
「そっか…今何時?」
「10時だよ夜の」
「え、柚1人じゃないの?」
「あぁでもさっき2人で飯食ってきたし
今は悠のが心配
良くなれば花火も行けるって智話してたからさ」
「ほんと…?」
「流石に前日まで熱出てたらきついけどな」
「そっか…あと5日あるもんね」
「早く良くなるといいな
今はどんな感じ?」
「ちょっと怠い…かな」
「熱計ってなかったね
他は大丈夫そ?」
「…うん」