my sweet love 〜extra〜

龍side



「龍…」


俺の名前を呼ぶ不安そうな覇瑠

「大丈夫だよ
説明するねちょっと座って」



「もともと風邪かなんか引いてたみたいで
喉痛めてたらしいんだ
それで昨日当直明けの荘に会ったんだけど
微熱あって外来やってさ
お昼には熱も上がってきて俺が変わったんだ
でも仕事が溜まってて
帰らない予定だったからって
言うこと聞かなくて。
昨日は泊まったんだけど今朝
智と話してた時医局で倒れたらしくて
疲れと昨日1日食べてないので貧血
熱も結構高いから連れて帰ってきた」


「…大丈夫なの?」


「ゆっくり休めば大丈夫だよ
今日と明日はゆっくり休ませて」


「…ぅん」

「はーる大丈夫だよ
ご飯食べる時間も元気もなかったから
今日と明日は覇瑠頼んでいいか?」

「それはもちろん
学校が休みでよかった…
本当にびっくりした…」


「仕事持って帰らせてきてないから
ひたすら寝させといて
なんかあったらすぐ俺らに連絡していいから」


「うんありがとう」


「じゃあ俺仕事行っちゃうけど大丈夫?」

「うん任せて
仕事頑張ってね」




俺は不安そうな覇瑠をみて
後ろ髪を引かれつつ
仕事に戻った







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