my sweet love 〜extra〜
episode6
柚side
ある平日の放課後
悠と覇瑠と別れて家に帰って来た
いつも通り休憩をとってから
勉強を始めた
気づけば時計は夕方の6時を指していて
そろそろ夕飯の準備を
始めようと思った頃
私の心臓は微かな危険信号を私に伝えた
息が喉に詰まるような感覚と
これから発作が始まるような感覚
とりあえず薬…
キッチンでお水とともに薬を流し込んで
落ち着くようにソファに横になった
徐々に迫ってくる息苦しさと
だんだん締め付けられる強さも増してきた
我慢を続けると流れる涙
ようやく痛みから解放された頃には
もう体力は無く
安心して眠りについた