my sweet love 〜extra〜
2人には
昨日の夜発作が起きちゃって
今は大丈夫なんだけど念のためお休みするね
ってメールを打った
2人ともすぐに返信をくれて
ゆっくり休んでねって内容だった
だんだん目も覚めてきて
ゆっくりリビングに移動した
「ゆず座ってていいよ〜」
龍が気づいて声をかけてくれたけど
体を起こしてから気づかぬふりをして居た
若干の息苦しさが徐々に増してきて
壁についた手の指先は
紫へ変わりつつあって
チアノーゼが出てることを知らせた
とにかく落ち着かないと…
ゆっくりとしゃがんで
床に手をついて呼吸を繰り返す
「ゆず?…ゆずっ!」
返事のないわたしに気づいた龍は
すぐに駆け寄ってきてくれた
「大丈夫か。体の力抜いていいよ」
すぐにチアノーゼに気づいた龍は
わたしの体を壁にもたらさせて
携帯型の酸素吸入器を持ってきてくれた