my sweet love 〜extra〜



少しの間酸素を吸って
呼吸も血色も落ち着きを取り戻した


「突然だったねびっくりしたでしょ
まだ少し苦しいと思うから
とりあえずソファで横になろう
手の届くところにこれ置いておくから。」



まだまともに話せない私を気にかけて
全てを準備してくれた




いつもよりゆっくりとはいえ
こんな事態になってそんなにのんびりも
して居られなくなった龍は
すぐに朝食を作り終えて着替えてきた


「準備終わったからあと1時間くらいは
様子見て仕事行ける。よかった」


「急がせて…ごめんね」


「んーん。気にしないで
少し良くなってきたけど病院行こうか迷うね」


「昨日発作起きたしね…
びっくりしちゃった」


「俺もびっくりしたよ
そうだなぁ急に起き上がったりした?」

「ううん…」

「胸の音も呼吸も顔色も
だいぶ良くなってきてはいるけど
さっきみたいに急にって事もあるからな
病院いこっか。
日中酸素つけて休んで良くなれば
俺の上がりと一緒に帰ってこよ?」


「一人じゃ不安だし…お願いします」


「わかった。すこし荷物準備してくる」



龍がラフな服を用意してくれて
それに着替えて
龍がすこし早い出勤をしてくれた





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