my sweet love 〜extra〜
なんか…苦しいかも…
もう入り口に着く頃そう感じた
「ゆず?どうした?」
「あ、…ううん」
「顔色悪いけど…苦しい?
どっかつらいとこある?」
すぐに足を止めて私を正面から覗き込んだ
「ちょっと…苦しいだけ」
「ん。ちょっと処置室まで車椅子でいこう
救急扱いで見てもらおう」
それからは私の想像を超えるスピードで
全てのことが運んでいって
バタバタと代わる代わる人がきて
機械や酸素をつけられた
若干の不快感と共に襲っていた
息苦しさから解放されたころ
私の体は疲れがたまっていた