my sweet love 〜extra〜
私が着替えて布団に入り
横になった頃
静かに開いた扉から荘が見えた
「覇瑠?大丈夫?」
「うんごめんね」
「明日には熱下がるといいね
寝るまでここにいるから」
「私ここで寝ていいの?」
「ん?なんで?」
「荘に移しちゃう…」
「大丈夫。
それに覇瑠が辛い時
そばに居たいし」
「…ありがとう」
「もし夜中起きちゃったら
俺隣に居るかリビングで仕事してるから
起こすか呼んで?」
「…ぅん」
「遠慮なく起こしてよ?」
「…でも」
「ほらいいから
とりあえずぐっすり眠れるといいけど」
「うん」
そのあとは荘の言葉を聞きながら
殆ど頭には入らなくて
そのまま私は眠りについた