my sweet love 〜extra〜



寝室に悠が戻ったのを見届けてから
必要なものを持って智のところに戻った


「水分とれてる?」


「かなり喉の痛みが強いみたいで
ほとんど飲めてない
智は頑張ろうとしてるんだけど
涙止まんないから俺が止めた」


「熱は?」


「8度5分。上がってる
頭痛も出て来てるみたい」


「辛いな…
智このままいても痛みで眠れないし
脱水起こすのも時間の問題だから
これから病院いこう」


荘も同じ考えで頷いてる一方で
智は辛そうにも首を横に振った


「智?このまま辛いのきついだろ
点滴して少し眠れれば明日には帰れるし
早く治した方がいいだろ?」


「ふたりに…そこまで…」


「いいから。気にすんなよ
泣くほどお前がきついのに
黙ってみてる方が俺らはきついよ」


「……ありがと…」





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