my sweet love 〜extra〜
リビングに入って
ソファでうなだれる荘をみつけた
「荘?」
「あ、龍おかえり」
「起きてて大丈夫なのか?
具合は?熱下がった?」
「7度2分まで下がったよ
頭痛も寒気も無くなったからもう大丈夫
ほんとサンキューな」
「まだ下がりきってねーな
下がるまでうちでゆっくりしてけよ」
「いや、そんな迷惑かけてらんねー
覇瑠眠ってる間に連れて帰るよ」
「それで覇瑠起きたら可哀想だろ
休めてないんだろ?ゆっくり休めよ」
「…いや」
「俺が仕事してきてんのにって
変なこと考えてんのか?
そんな事いいから今は治す事だけ考えろ」
「ほんとにわりぃ」
どうにか説得した荘を
寝室で寝かせた