my sweet love 〜extra〜
診察を終えて点滴をしている悠を
俺はただただ眺めていた
ガラッ
「智?」
「ん?あぁ龍か
さんきゅーな突然」
「あぁ。それにしても熱高いな」
「点滴で少しは
下がってくれるといいんだけどな」
「そうだな…でも喘鳴はなくて安心したよ
足の怪我も大したことないし。」
「熱だけで終わってくれればいいんだけどな
これで吐き気とかきたらもう
かわいそうで見てられないよ」
「また後で聞いてみるわ
触診でお腹とか大丈夫ならいいな」
「ああ。頼んだ」
「またお昼の時に来るわ
お前も当直あけだろ?
無理かもだけど少しは気持ち休めろよ」
「さんきゅ」