my sweet love 〜extra〜
「こんなにたくさん
買ってもらっちゃってごめんね?」
「俺が払いたいからいいの。
欲しいもの買えた?」
「もう十分すぎるくらい
ありがとう」
「どういたしまして
そろそろご飯行くか?
なにがいい?」
「えーどうしようっ」
デートだから気合を入れたのか
短いパンツから伸びる綺麗な足
通りすがる男たちに
二度見も三度見もされてることに
本人は全く気づいてない
そんな柚の腕を組み
俺は自慢するかのように堂々と…
俺が払うのに
いつも気にして
お財布をきちんと持ってくる
そんな優しさ俺が独占してるなんて
考えただけで嬉しさが増す
「りゅうっ」
「あ、ん?」
「きいてる?」
「あ、ごめん
考え事してた」
「大丈夫?」
「あぁ。で?なにがいい?」
「このパスタとピザのお店
どう?」
「うまそう。ここいくか」
「うんっ」