アイドルとわたし
「違うよ(笑)
俺のファンにすっげー可愛い子がいるって、噂になったの」
「改めて近くでみても美人だわ、
こりゃ芸能界にいない方がびびる」
「み、瑞季くん、近いです…」
あたしの顔をまじまじ見る瑞季くん。
そんなに近くにいたら心臓とまる…!
カッコいい!いい匂いする!
「あんま近寄んな」
智哉くんがぺしっと瑞季くんを叩く。
「おー、智哉さんが嫉妬してる。
おじさんのくせに」
「3歳しか違わない。おじさん言うな」
このやりとり、可愛い。
このコンビ可愛いんだよね…
「真央ちゃんって言うのかー!
ね、ね、リーダーのどこが好き!?」
「えぇ!?」
さすが伊月くん。
普通に答えるのが恥ずかしい質問を普通にしてくる。
天然恐ろしい…
「あ、俺も聞きたいそれ」
最年少の瞬くん。
瞬くんは少し堅いイメージがあるから
他のメンバーよりも話しにくい。
顔も整いすぎてるから余計圧を感じる。