私的日常記録
「お前らより俺の足の方が細いんだぜ?この大根女!」
「なによ⁉あんたらなんてgentlemanのgすらないがさつ男の癖に!」
クラスメイト ガ ナカマワレ ヲ オコシテイル。
なんだこれ……
光輝さんに激励の言葉を掛け、私は教室に戻った。
ら、カオスだった。ガルルルルっていうような唸る声が聞こえる。
ジェントルマンの発音が無駄に良いな、とかはどうでもいいからさ
誰か説明求む
「男のメイドなんてキモい見たくないって言った女子に対し、男子がお前らより可愛くなってやるよ!と対抗意識を燃やした感じの事による戦争が起きた。」
「成る程。にはならないよね。吉田君は参戦しないの?」
「紗綾が執事でもメイドでも、俺の思いは止まらない。」
「おめでとうございます。」
近頃吉田君への接し方が分からなくなってきている。
サァヤへの愛が止まらないようだ。
……自重という言葉を知ろうか
吉田君の言葉をスルーしつつ、確かにサァヤは美人だし、決して可愛い系ではないから、男装も似合うだろうと想像する。
うん。分かってるからさ
そんな「俺のサァヤ可愛いだろ?」みたいな目で見つめなくていいよ、うん。
「レミちゃんがどんな服を着てても愛します!」
「全て脱ぎ捨てる」
「ご褒美ですか!?」
「公然猥褻罪で捕まるのはごめんだな」
「囚人服でもソーキュート!」
「それなら服をプレゼントフォー・ユー」
「家宝にするね!」