私的日常記録
「れみちゃ~んこっち来て~♪」
「はーい」
文化祭で使う衣装は業者に頼むのだが、予算削減のため採寸だけ生徒が行う。
衣装係という名の採寸係リーダーであり、嬉々としてメジャーを構えているのはキッティーだ。
メジャーで絞め殺されたりしないよね?
「むー なんで男女逆転なんて提案しちゃったの?」
「提案したつもりはなかったんだよ。」
「王子の執事見たかったのにー!」
「ごめんって」
私のサイズを計りながらも口が止まらないキッティーは器用だな
3サイズ計るだけでいいと思ってたけど、着丈とかなんちゃらとか次々にメジャーを当てていく所を見ると、採寸係も楽じゃないと分かる。
「はいっ終わり♪それにしてもれみちゃん胸な「キッティーありがとね」……どういたしまして」
何が悲しくて人にバストサイズ知られなきゃならないんだ……
「そんなレミちゃんに巨乳よりび乳派な松田 亮介はいかがですか!?」
「貴様の言う び は美か?それとも微か?」
「もちろん両ほ」
「どっちですか?」
「美しい方です。というかレミちゃんの胸が俺のタイプだよ!」
「トキメキ0%」
「俺はいつでも1000%!」
割合を習うのは小学生だったかな?
出直してこい。