私的日常記録
「レミちゃ、ペースが速……ブフォ」
「はい次卵。あーん」
「幸せで涙が止まらないよグフゥ」
残念だったな企画者よ。
私と松田君はもともとリア充じゃないから爆発しようがないのだ。
主に松田君に負担を負ってもらい、爆発することなく私達は独裁国家を脱出した。
姫抱きのとき、例えズボン越しでも太ももを触ったのは許さない。
こんなことなら着替えなければ良かった……
ちなみに後でクレープとたこ焼を奢らせてあげましたともええ。
甘いもの食べるとしょっぱいものも食べたくなるよね。
「1日目お疲れ~!みんなメイドと執事似合ってたぞ~」
軽井君が軽~く声を掛け、1日目は修了した。
軽井君とは実行委員長の名前だ。
私が申し訳なく思いながら名前を尋ねると、私の気遣いを笑い飛ばしながら教えてくれた。
その時の返し?
もちろん「お前、軽いな……」
だったが何か?
それまで名前を知らなかった事に関しては何も言うな。