私的日常記録
文化祭終了の放送がかかり、本格的に帰る時間になって店内に残っていた他のご主人様方も"お出掛け"になられる。
粛々とご主人様方を送り出す中、最後の嵐が巻き起こった。
「それじゃあ行ってくるわ!我が従者達よ、私の帰りを額を床に擦り付けて待っていなさい♪」
「もうやめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
みんなお口ぽっかんだから
午後のフリータイムを過ごし終えたクラスメイトも教室に戻ってきており、ほとんど全員が集合している今言うか?
滅多に大声出さない私が叫んだことでみんなさらにビックリしてるからね!?
「なによぉ?メイド喫茶って……執事喫茶?あれ?ここはどこ?」
「…………何でもいいよ」
「何でもいいのよ!とにかくここはそういう所でしょ?いいじゃない、満喫したって!」
「……うん。一生行ってらっしゃいませ、お母様」
「「「「「お母様~!?」」」」」