私的日常記録
「ま、松田君……行動班一緒にならない?」
「……ごめん木元さん。俺はレミちゃんと行きたいから。」
「うん。分かってた……ちゃんと答えてくれてありがとう。頑張ってね!」
「うん!」
勇者さんいや、木元さん達、すごく優しいじゃないか、
断られてもお礼言えるなんて。
「レミ、彼女等『分かった』じゃなくて『分かってた』って言ったねwww?」
「うん?」
「次はレミがちゃんと答える番よ⁉グフフ…」
「うん。サァヤ、笑い方出ちゃってる。」
「あらいけない!ウフフ?」
残念なのはサァヤもだと思うのは私だけか?
でもそうだね。
私も真摯に返事しなきゃね。
「よし。……レミちゃん!結婚を前提に俺と付き合ってください!」
「え?ごめんなさい。」
「うわ~んフラれた~(メソメソ」
「そうきたかwwwそれは無理だろうよwwwww」
え?今学年合宿の行動班の話をしてた、はず。
どうしてこうなった?
それも、
「流石残念王子~♪」
「王子頑張れー!」
「笠原さん、優しくいこう!」
これ……私が悪いの?
「クラスみんなが残念王子の味方みたいよ?ウフフフッフッ、ブフゥッwww」
「口元にマイクつけてその笑い方を全校に放送してやる!」