私的日常記録



「レミちゃん……」





くっ……


まさかクラス中が敵だとは知らなかった。


木元さんも何故か生暖かい目で見守ってくるし……



…………そうか、ストーカーが怖いから委員である私達に任せようという魂胆





「王子は残念さ故に愛されてるのよwww」


「そんなみんなが残念で堪らない。」





はぁ……まぁ、松田君を憎めないのは何となく分かる。


見た目がいいってだけでも得なのに残念だから情けないっていうか、保護欲を誘うというか?




「そんな俺を守ってください!」


「思考を読むな変態。それに私は過保護欲なんて皆無だザマァミロ」





過保護欲の代わりに殺意なら源泉のごとく溢れだしてくるんだけどな……




「ベッー ってするレミちゃん可愛い!その舌に俺のを絡めていいですか!?」


「ノリつまみ食いしてお婆さんに舌切られろ」


「舌切り雀wwwww」


「レミちゃんに噛み千切られるなら本望だよ!つまりディーp」


「全く触れずに切ってみせよう」


「間接的な愛情!」





だれか松田語話せる人いない?またはほんにゃくこんにゃくAmaz○nで送ってください。




ジーっと、まばたきもせず私を見るせいで私を私の姿が写っている奴の目をくりぬきたい。


それにもう周りは班を決め終わっているらしい。


君達仲良すぎかい?



何だこれ……


逃げ道ないじゃないか。


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