私的日常記録
「ちょっとサァヤちゃん!マズイって!」
「もういっそのことばらしてしまえばいい。」
「私も、最初は驚いたけど今の大川ちゃん親しみやすくて好きですよ?」
「ウッウッ……カナや~ん!愛してるwww」
「あ、申し訳ないのですが私彼氏がいるのでお答えできません。」
「「「……えぇ~!?」」」
衝撃の告白とは、不意に、呆気ないものであったりする。
「隠すことも無いので言いますが、彼氏は浅倉君です。」
「「「えぇ~!?」」」
そして予想を超える衝撃というものは簡単に訪れるものである。
浅倉君、入学式の挨拶(『特に女子!』と仲良くしたい宣言)からチャラいのかと思ってたけど……そうか、カナやんか。
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「じゃあ夕飯は6時に2階集合だかんな~忘れんなよ?」
その後のバス内はカナやんによる恋愛についての話、所謂恋バナをしたわけだが、彼氏持ちが一人しかいない場合の結果など想像に容易い。
ホテルは夜になると星空が綺麗そうな所だった。
夜中屋上に上がれるかな?
「はぁ~。バス乗ってただけなのに疲れちゃった!」
「ね~wwwwはい、チーズ!」
キッティーが疲れたのはサァヤが写真を撮りまくるせいだろうな……
特に撮るものなど無いだろうと思えるバスの中でもカメラを構えるサァヤを不思議に思っていれば、許可なく隣の席の戸惑う可愛子ちゃんを撮影し始めたサァヤにチョップを喰らわした私は何も悪くない。
疲れたと言いつつ「エヘヘ」と笑いながらカメラに笑顔を向けるキッティーはホントにもう天使じゃないかと思う。