私的日常記録


空気が入っちゃっただけ、でもそれがサァヤが作った世界で1つだけのオルゴール。


世界に一つだけって言っても別にSM○Pを意識した訳じゃない。



私もあとちょっとだし、早く完成させよう。




「レミはどんなの作ってるの?」


「説明書を参考に。」


「レミらしいね。いいじゃんwwww」


「ありがと。でもお願いだから今は叩かないで……」





工具を動かす手は止めているけど背中を叩かれるせいで不安定な作業台が揺れる。





「「「「あっ!」」」」





ーーーガチャン





「ご、ごめんレミ!ホントごめん!どうしよう⁉」


「大丈夫だよ。サァヤ落ち着いて、怪我はない?松田君も吉田君もガラス行ってない?」


「大丈夫だ。」


「レミちゃん足!」





松田君に言われて自分の足に目を向けると少しだけ血が出ていた。


細かい破片でも飛んできたんだろうが何の問題もない。


痛くないし。


それよりこんな小さな傷に気がつくほど私の足を見ているストーカーに恐怖を感じるよね。


松田君が私の足を凝視して顔を赤くする。


その赤面は心配と焦燥感による興奮だと捉えていいかな?


性的興奮だとか言ったら目潰ししよう。割れたガラスで


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