私的日常記録
玲美 side
……ブルッ
「れみちゃんどうかした?」
「いや、何かね。」
寒気っていうか、背筋がゾクッとしたよね。
何だここ、幽霊でもいるのかな?
「大方松田君が玲美ちゃんを強く思っているのでしょう。」
「カナやんに同意wwww」
「右に同じく~♪」
「みんな不吉なこと言うの止めてよ……」
確かに一線は越えてこないけど(越えてきたら警察に突き出すけど)松田君の私への執着度結構怖いんだからね?
口を開けばレミちゃんレミちゃん、
私の名前は呼ぶと運気上昇のご利益でもあるのか?
「え~でも松田君すっごいれみちゃんのこと好きだよね~?」
「好きっていうよりデカい馬鹿な犬になつかれてる気になってるんだけど私」
「レミちゃんの犬でもいいです!って言ってたじゃんwww」
「暑くても寒くても台風でも玄関の外でしか飼わないぞ?」
「それだといつも窓の外から部屋の中覗いてきそうですよね。松田君の玲美ちゃんへの慣つき度合いは端から見ていても恥ずかしくなるくらいです。」
「カナやん私のことは恥ずかしい人として見てないよね?」
「レミは天然たらしだからwww」
「破壊神は黙っててね?」
「私も教室で庇ってくれたときは惚れそうだったなぁ♪」
「あれは変態が悪かったから、キッティーの可愛い顔が涙に濡れるのなんて見たくなかっただけだよ」
「キャーイケメン抱いてwwww」
「腰砕けるまでか?満足しかさせないぞ?」
「きゃー♪」
「玲美ちゃんまで悪のり止めてくださいよ!」