私的日常記録
ってか何これ、もしや『恋バナ』なるものに向かってないか?
でも私が知ってるのはもっとぴんくなフワフワしたやつで、こんなショッキングピンクみたいのじゃない……
「そりゃ、これは女子なりの下ネタかぶれだからね、始めたの私だけどwww」
「だから思考を…ってマジか」
まさか女子高生が下ネタに走るとは、そしてそれに知らず知らずの内にノってしまうとは、不覚。
確かに恋バナはバスの中でしたカナやんのだけでお腹いっぱいだ。
私ああいうの苦手だし。
「そういやカナやんは浅倉君とどうなのぉ?」
「キッティー、話をそっちに持ってくなよ…」
「だって聞きたいじゃ~ん♪ね!?」
この新マドンナは絶対自分が可愛いの分かってる。
それに私が可愛い子に甘いのも分かってる。
くそっ分かってるのに、あざとくても許してしまう自分が憎い
「私もレミにおねだりするときは可愛くなろうwww」
「サァヤは可愛いじゃなくて綺麗だろ?」
「口説き文句ありがとうございますwww」
私別に口説いてない。
「サァヤは客観的に見て綺麗だという事実を述べたまでで」、と言い訳をすればサァヤの「そういう無自覚で人を誉めたりするから天然たらしの由縁ですねウマウマ」という反撃にあう。
止めて!私のライフはもうゼロよ!
……分かった方は、是非私とお友達になろう。
何故かいつものごとく話が反れたところでキッティーが恋バナ再開を促す。