私的日常記録
亮介 side
もう同室者が全員着いてきてしまったが気にしない。
今は早くレミちゃんに会うのが先!
と先生の目を盗んで1つ上の女子部屋フロアに行く。
「やっぱ男子フロアより静かだよな~」
「そりゃ、喋ってるだけで枕投げとかしねぇからだろ?」
女子部屋が静かとか過ごし方とかどうでも良い。
でも静かだからかな?
何か声が聞こえる……
「んっ……はぁ、も、お願!あぅ……あっは…………んんっ」
レミちゃんの声(断定)、だけどなんか……喘いで?
いやいや何だそれ!?
「もっ、…………あっいく、から!」
…………はあぁぁぁぁ!?
え?女子部屋って女子だけだよね?
何が起こってんの?
「え?今のって笠原?」
「じゃね?ってかいくって言った?」
着いてきた男共がレミちゃんのピンクな声に反応する。
だって、男の子だもの。
じゃなくて!
「耳塞げよ!聞いて良いのは俺だけだ!」
はぁ?とかずりぃとか聞こえるが無視。
声は小さいけどそれが逆にエロい。
何やっちゃってんの~?レミさ~ん?