私的日常記録
「さて、それではここが本日の目的地となります!皆様楽しんで行ってらっしゃいませ!」
「俺達の目的地である教会には白いウェディングドレスとタキシードを着て行こうね!」
「裸の方がマシ」
「レミちゃん大胆!でもレミちゃんの肌を見ていいのは俺だけだよ!」
「誰が見せるか!黙れ変態」
折角、折角起きてたのに……
「松田君、何か私に言うことはない?」
「愛してるよレミちゃん!」
「受け取り拒否。」
何も聞こえんな。
どっかのバカのせいで折角の味噌知識を聞き逃してしまった。
朝元気がなかったのはなんなんだよ……
というかバスの席ずっと部屋割りので良くない?
どうして合宿中のバス移動では行動班なの?
バカなの?
旅行委員は私を殺したいの?
あ、それじゃ自殺か…………、ないわ。
「吉田君、急に悪いんだけど席変わってもらえない?私の命を助けると思って」
そもそもなぜ私が変態と隣の席なのか納得できない。
いつの間にか私は変態の隣席ということになってたんだ。
決めたやつが判明し次第呪ってやる
という事で吉田君に席トレードをお願いする。