私的日常記録
「俺はいいけど……班の中で恨みっこなしのくじ引き、席替えは無しね!って言ってたの委員(紗綾)だけどいいのか?」
「…………ダメだね。」
サァヤを呪うことが決定した。
サァヤは静かな吉田君の隣で肩を借りながら寝ていた。
私が寝ることもできず、ガイド妨害を受けてる中で良いご身分だこと。
「サァヤ目を覚ましなさい」
「謎の冷気!?ってレ、ミ様なんのご用でしょう?」
「席替えを許可しなさい」
「えぇ!?私の辞書に前言撤回という文字は無、痛い痛い痛い痛い!」
あぁ、小顔だと頭ホールドしやすくていいな。
小顔美人の泣き顔もいいんもんだ。
「笠原のSが目覚めたか?」
「あら吉田君は何がお望み?」
「放置プレイでお願いします。」
何だ残念とか思ってない。
残念なのは席替えが出来ないことだけだ。
「俺とレミちゃんは永遠に離れられない運命なのさ!」
「そんな運命園芸鋏でちょん切ってやる!」
「ちょんぎるとか可愛いね!でも俺が繋ぎ止めるよレミちゃん!」