私的日常記録
「レミ!勉強教えてくれたらさ!?」
「突然の大声危険やめて」
サァヤ妙に勿体ぶってドヤ顔を決める。
はいはい、あなたが美しいことは分かってますよ。
嫌味かオラァ
「……何?」
「王子とデートするチャンスあげる!」
「赤点とって夏休みを棒にふれ」
「レミちゃん勉強教えよう!」
「委員長はどうした!?」
「愛の力で突破しました!」
「委員長もっと頑張れ!」
「レミ場の馬鹿力www一万馬力オッス」
もう何なの?
委員長のごめん俺には無理だったテヘペロな顔がムカつく
「紗綾、お前はまた俺の家だろ?」
「魔王のスパルタもう嫌っすwww」
「吉田君遅い。早くサァヤ回収してよ」
昼休みも終わりに近づき、サァヤの飼い主様が登場する。
まったく、ペットの躾はちゃんとしておいてほしいものだ。
「悪かったな、今度からリードでもつけておく。」
「私に人権を下さいwwww」
「レミちゃん俺にリードつけて!」
「ん、これ」
渡した油性マジックで嬉しそうに首に首輪を描いていく変態がどうしようもなく変態。
それも絵が上手いのがムカつくな
「あれ?首輪?ベルトタイプなら留め具の形がおかしいぞ?」
「浅倉君指摘場所がおかしい」