私的日常記録

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結局サァヤの粘り勝ちで、私-サァヤ-変態-吉田君の四人で勉強会なるものを催すことになった。


グダグダになる未来しか見えない




「私の家ね、なかなか面白いんだよﾆｯﾍﾍﾍ」


「ママァ！あのお姉ちゃん気持ち悪いよぉ」
「まぁくん、見ちゃいけません！」


「サァヤ子供泣かせちゃダメでしょ」




勉強ができない勉強が嫌だ滅びろと豪語していたサァヤが何故か乗り気な時点で勉強する気がないのがうかがえる。



面白いって言っても、吉田君はサァヤの幼馴染み何だから知ってるんだろう？


私の常識人吉田君が、勉強会をサァヤの家でやると決まった時「あ？」って言った時からまともじゃないことは覚悟してたから今更なんだよね。




「はい、ココでござんすソーナンスwwwヘイらっしゃい！」


「おあいそお願いします」





私、笠原 玲美16歳。


日本の経済格差を実感しております。




「美人は金持ちとかいうセオリーがあるのか？」


「もっ褒めてレミちゃま、はーと」


「褒めるべきは御両親だろサァヤじゃない」




なんということでしょう！


門デカい 家が見えない 庭広い




「笠原知らなかったのか？大川コーポレーションってあるだろ？紗綾その令嬢」


「知らなかったし知りたくなかったよ」




拝啓お父様お母様、私のせいで家がつぶれるかも知れません。


もうサァヤに暴力暴言は振るわない。