私的日常記録

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「「海だー!!」」


「「…………暑い」」




お分かりだろう。


前者二名がサァヤと変態、後者が私と吉田君だ。



前者テンション高ぇ



サァヤの別荘は、こりゃまぁホテルじゃないのか個人の持ち物じゃないだろう。という感じだった。


ブルジョア滅びよ金寄越せ。




「ねぇサァヤ、私海入る気ないよ?」


「な、なん……だと!?」


「暑いし。ホテ……別荘で待ってる。」


「だが断るwwwww主催者の私が正義!」


「横暴だ」




水着も持ってないし、結局は入れないんだけどね。


変態が欲求不満そうな瞳を向けている。


ビーチのボンキュッポンなお姉さん達のがよっぽど目の保養だから、ソッチにしなさい




ホテル(もう別荘とは言わない)では例のごとくきっちり45°のお辞儀と快適な冷気に迎えられた。


何故かフロント受け付けや、ロビーにはピアノ、海があるのに室内プールという謎の設備があったから、もうここは商業施設だ。




通された部屋は一人一部屋でこれまた広~いですね、トイレは狭くてよかった。


そして荷物はいらないと言われたのも納得なクローゼットの充実さだ。




「黒の紐ビキニ……」




なぜコレをチョイスした?絶対着ない。


それより、私は服のサイズどころかカップやアンダーまで筒抜けなのだろうか?


情報漏洩怖いな、金持ちの力か?

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