私的日常記録

周りの目気にしてんじゃんか


気にしてもらわなきゃ困るんだけどね。




腕伸ばしっぱなしで疲れないのかな?と思いつつ松田君を見てみると……はぁ、何だかなぁ。


少しずつ許だされてる気がして嫌な感じ。




「いいよ。着替えてくる。……………ありがと」


「レミちゃんが天使ぃぃ!!」


「エンダァァァァァァァァイァァァァァァァァウィルオォルウェイラァァァァブユゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥウゥゥゥゥ!」


「吉田君」


「だから無理だって」




ここは確かに大川家別荘だ。


こんな馬鹿丸出しのことしてても周りのスタッフ、使用人?の人たちは微笑ましそうに見てるんだもん。


普通のホテルなら追い出されるわな。






着替えを手伝うとか通報並みのことを仕出かそうとする変態を引っぺがし、結局一人部屋に戻って水着に着替える。


だから何でサイズピッタリ……




着替えてる途中、何で私の周りって変なの多いのか謎解きに挑戦するが迷宮入りだ。



あまり待たせても悪いと思い早々にみんなが待つロビーへと向かう。


そう言えば、今身に付けてるの全部松田君からの貢ぎ物だな、漬け込まれ……はしないか。


松田君私になついてるしな。悪い奴じゃないし



この事実を甘んじてる自分が怖くなるわ。





「お待たせ」


「早かったのね!?うん、良く似合ってるじゃない!王子からの贈り物、はーと」


「口でハート言うなよ」




吉田君からも似合ってるとお誉めの言葉を頂戴し、呼吸を乱す変態は……海に沈めよう。


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