私的日常記録
変なとこで扱いにくいな……
ニヤニヤしながら、引いてるクラスメイトを諸ともせず写真を撮り続けるサァヤに生暖かい目を向ける。
合宿でバレて以後、サァヤの開き具合が恐い今日この頃である。
[ 次は皆さんお待ちかね!クラス対抗選抜リレーだぁ!各クラスのスター達が集うこの競技、どのようなドラマが繰り広げられるのだろうかぁ!?ハァ ハァ…]
ワサビ君が頑張っている。
笠原はカナやんに目で訴え掛けた。
カナやんは良い笑顔を返してきた。
The end ☆
どうやら私の名前がワサビ君に伝えられる未来は変わらないらしい。
校庭の細かい砂が目に入るぜ。涙が……
「レミちゃんの体液はぁはぁ!涙のお風呂に入りたい!」
「体液言うな!って言うかえ?リレ選だろ早く行けよバカ」
そもそもお風呂に溜めるって何㍑あれば足りると思ってるんだよ……
某感動小説で流した涙じゃ全然足りないよ?
私干からびればいいの?
「レミちゃんが応援してくれたらイキます。」
「あ?」
「行きます。」
おいこらサァヤ……お腹押さえて、腹痛なら連れてってやろうか?"頭の"病院に
「レミちゃん!」
「……頑張れよ」
「うん!行ってくるね!」
「うわっ、こら離せセクハラ変態野郎め」
「ヘヘッ 充電完了!」