私的日常記録
え?よくこんなに喋れるな⁉って?
私も不思議だよ。こんなことができる世界もあるんだなぁ。世界って広いなぁ。
信じられないって人は幻のシックスマンがチートなパスを繰り出す前の台詞とバスケットボールの動きを照らし合わせながら読んでみるといいよ。
スッゴい早口かボールが飛んでるとしか思えない時間の流れかただから。
「レミらしい応援だったねww後で誉めてあげたら?」
「……よ~ちよちよち良い子でちゅね~」
「それは違うwwwww」
なんだ、誉めてっていうから誉める練習したのに。
これがダメならもう私は誉めない。
[ 一位は1組だぁ!第一走者のリードを守り抜き見事ゴールテープを切りました!二位は3組……]
見事一位をとったうちのクラスのボルテージは最高潮だ。
誇らしげに帰ってくるリレ選の人達を出迎える様はまるでハリウッドスターの出迎えのようだ。
もちろんパパラッチもいる。言わずもがなサァヤだが。
「レミちゃん応援ありがとう!俺頑張ったよ!」
「……よ~ちよちよち良い子でちゅね~」
「俺はこれからこれを目覚ましにして起きます。」
「黙ってスマホを差し出せ」
「ナンノコトデスカ?」
「出せ」
ショボくれた顔をしながらスッと物を差し出してきた変態。
当然私の声を削除した後、ボイスレコーダーもアンインストールしたよね。