妖と姫とその他の私。
再開
と昔のことを考えながら挨拶にもっていくお菓子を選んでいると、バイト募集のポスターが目に入る。
「あ、この和菓子屋バイト募集してるんだ。家からも近いし転校先の高校もたしかバイトOKだったよなー」
ステキなお店だし、バイトもしてみたいと思ってたから挑戦してみうかな
「すみません。あのバイトってまだ募集してますか?」
「あぁ!募集しているよ
人手が足りなくてこまってたんだよねぇ
私はもう年だし、今手伝ってもらってる人も結婚して今月でやめちゃうんだよ、
あなたみたいな若い子に来てくれたら嬉しいんだけどねぇー」
そう言って笑う女将さんは、品があってとても優しそうだった