プラネタリウム―星に恋を―

出会い




―――ギィィ


古びたドアを開けるとそこには無数の星たちが。


「今日も綺麗ー」


そう、ここはプラネタリウム。


山の奥にあるということからほとんどの人たちのあいだでは廃墟になったなんて言われてる。


だからここのプラネタリウムを知ってる人は少ない。


私は星たちに囲まれながら目を閉じた。  

懐かしい夢を見たな…。


あれは、たしか私が5歳のときこの森で迷子になったんだよね。

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