ten years
そして私は、結婚するまで横浜の実家にもどった。彼の自宅は、東京だからそんなに離れては、いない…


だけどお母さんは、勘違いしていた。


『あら薫どうしたの?遼平さんと別れたの?』


『違うよ…落ちついて聞いて…』


『私、遼平さんにプロポーズされたの。お父さんには、直接二人で挨拶するから黙っていて』


『良かったね~あんたもやっと嫁ぐんやね~お姉ちゃんも幸広(ゆきひろ)も結婚したしお父さんも心配したんよ~』

『母さんと父さんには、感謝してる。だから結婚するまでここで暮らしていいかな』


『母さんは良いけど遼平さんは、大丈夫なの』


『大丈夫だよ…お母さんは、心配しなくて』


私は、疲れてたからご飯も食べずに寝た。
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