犬探偵 テルン‼
「あっ!
君、大丈夫?」
「えっ!?
っとー、はい。大丈夫です。」
急に話しかけられて、ビックリした~。
「そっ。
ならよかった。」
そういうと、フェンスのそばにあるベンチに座る女の子。
「あ~、お腹減った~」
パーカーのポケットから出した、お菓子の袋のようなものを取り出し、袋を開けて食べ始める。
「あのっ‼‼」
「うおっ!?」
ビクりっと、震えた女の子。
「とっ、とっ、とっ、ととっ、………」
どもるわたし。
「うん。
とりあえず落ち着こうか」