犬探偵 テルン‼
私は女の子の隣に座り、
「えっとー。
まず、さっきは本当にありがとうございましたっ‼‼」
お辞儀をして感謝。
「いえいえ~
人として?、当然の事をしたまでだよ~」
何故か?マークを含めながら返す女の子。
「あのっ!!
とっ、突然ですが、友達になってください‼」
女の子は、少し考えるようにしながら、しばらくして、
「うーん………。
別にいいけど~。
あんまりボクには、関わらない方がいいと思うよ?」
「なぜですかっ!?」
「なぜって言われても……。
後々、面倒なことになるよ?」
声からして、悲しそうな感情が分かる。
心なしか、諦めてるようにも聞こえるその声に、
「それでもっ、私は友達になりたいです‼」