犬探偵 テルン‼

私は女の子の隣に座り、

「えっとー。
まず、さっきは本当にありがとうございましたっ‼‼」

お辞儀をして感謝。

「いえいえ~
人として?、当然の事をしたまでだよ~」

何故か?マークを含めながら返す女の子。

「あのっ!!
とっ、突然ですが、友達になってください‼」

女の子は、少し考えるようにしながら、しばらくして、

「うーん………。
別にいいけど~。
あんまりボクには、関わらない方がいいと思うよ?」

「なぜですかっ!?」

「なぜって言われても……。
後々、面倒なことになるよ?」

声からして、悲しそうな感情が分かる。

心なしか、諦めてるようにも聞こえるその声に、

「それでもっ、私は友達になりたいです‼」

< 7 / 36 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop