七色の王と二人の魔王
現在時は輝鎮(きしん)235年、皐月13日、前刻10時35分。
俺は国立王羽(おうわ)高校2年、朝日静夜。
どうやら授業中に寝てしまったらしい。
「セイヤ、この問題を次の授業の前に板書しておきなさい。」
うげー
「ドンマイ、ほらジュース。」
「さんきゅ。」
「やっぱ、あの先生厳しいな。俺その時あくびしてたから助かった。ありがとな、セイヤ。」
「別に感謝される事じゃねーよ。ってかお前も怒られれば良かったのに。」
コイツは中学1年からの友人、一瀬真琴(いちのせまこと)。
俺より背が高くルックスもいい。頭も良くて面倒見もいい。
ハイスペックな奴だ。
「ふふっ、怒られてたね。今日はどの問題当たったの?手伝うよ。」
いつも俺と真琴と一緒にいるのは三須イリス(みすいりす)。
学年テストで学年10番台に必ず入るくせして全くと言っていいほど勉強していないらしい。
天才とはこういう人の事を言うのだと思う。
俺は国立王羽(おうわ)高校2年、朝日静夜。
どうやら授業中に寝てしまったらしい。
「セイヤ、この問題を次の授業の前に板書しておきなさい。」
うげー
「ドンマイ、ほらジュース。」
「さんきゅ。」
「やっぱ、あの先生厳しいな。俺その時あくびしてたから助かった。ありがとな、セイヤ。」
「別に感謝される事じゃねーよ。ってかお前も怒られれば良かったのに。」
コイツは中学1年からの友人、一瀬真琴(いちのせまこと)。
俺より背が高くルックスもいい。頭も良くて面倒見もいい。
ハイスペックな奴だ。
「ふふっ、怒られてたね。今日はどの問題当たったの?手伝うよ。」
いつも俺と真琴と一緒にいるのは三須イリス(みすいりす)。
学年テストで学年10番台に必ず入るくせして全くと言っていいほど勉強していないらしい。
天才とはこういう人の事を言うのだと思う。